みずほちゃんの卒業コンサート

昨晩、1ヶ月間でケアを終了した
みずほちゃんの卒業コンサートが
開かれました。
まずは、みずほちゃんのリクエストである
♪光に向かってが木の花合唱団によって
披露されました。
この詩は鞍馬寺のお祈りの言葉で、
ここの心と同じだと感じた
みかちゃんが歌にしたものです。
その後、みずほちゃんと
いさどんのあいさつが続きます。

♪光に向かって

只ひたすらに心磨きて 神へと向かわん

天を覆う雲は厚くとも 太陽は常に大空に在る
風が来て雲を払えば 黄金の光が燦然と輝く
人の心に吹きすさぶ八風を 
苦悩の雲を吹き払う風として
真実を観る智慧の光を迎えよう

智慧の光が輝く時 
宇宙生命に生かされている万象を観る
あなたも私も花も鳥も 
みな共に生かされているこの世界
万象が織りなすいのちの相
宇宙に懸かる金色のいのちの羅網
遠い昔から受け継いできたいのちの絆
私もその中の一つのいのち
たがいに手をつなぎ 響き合ういのち
あなたも私も木も水も 
みな共に厳然と生かされている

慈愛の温もりに抱かれて
智慧の光に照らされて
豊かな活力に満たされて
今ここに生かされていることの嬉しさと有難さ
この歓びと感謝の輪を拡げよう
あなたも私もあの人もこの人も 
たがいに光合い照らし合う
明るい未来を信じ希いながら
一日一日を宝石のように大切に生きよう

全ては尊天にてまします

みずほちゃん:
今日の午前中に
もう一人の人格と話すことが出来まして、
今まで二人いた自分が
やっと一つになりました。
今やっとリアリティを持ってここにいまして、
変な話ですけれども、
正気になって初めて、
「あ、私分裂病だったんだ」
と気づいている感じです。
「正気に戻れて良かったな、
帰ってきたな」という感じでいます。
皆さん、暖かく見守って下さいまして、
本当に感謝しています。
ありがとうございました。

いさどん:
最近思うことがあります。
人間は誰もが幸せになりたい
と思っているのに、
その持っている想いが、
人を幸せにするばかりではありません。
それをどうやって伝えるのか
難しいと思っています。

一人一人、
自分の幸福観というのがあって、
それを叶えようと
自分を行き詰まらせてしまう。
固くなってしまって、
頑なになって、
行き詰まりの方に
自分を持っていく人がいます。

今、鞍馬寺の祈りの言葉の歌を聞きました。
それを聞いていると、
そこには自然というものの
正直さ、美しさ、
全く駆け引きのない姿があり、
それに倣いなさいということを
この詩では言っています。

それに対し
人間は自分を幸せにしようとして、
わざわざ企んだり、
偽りを言ったりするような
濁りが心の中に沢山あります。
それを綺麗に取ると、
この世界にあるひとつらなりの絆、
命の仕組みが現れてきます。
それが宇宙の姿であり、
私たちはその生命の仕組みの中で
それにふさわしく生きていくことが
大切なのだと思います。

体の病気をもらうことも
心の病気をもらうことも、
美しくひとつらなりになって
調和しているこの世界の姿から
自分が外れてしまった時に、
私たちに気づきを与えるために
起きる現象なのです。

そういったことに気づいていない人、
気づいていないからこそ、
行き詰まりの方に
自分を持っていってしまう人に、
わかりやすく伝えられるように
考えています。
それが相手に伝えられたら、
体の病気にしろ、
心の病気にしろ、
いとも簡単に治るのだと思っています。

今日、みずほちゃんの卒業コンサート、
こうやって私たちと縁が出来たのだから、
いってらっしゃいということで、
またいつでも帰ってくるための
見送りのコンサートでもあります。
初めてこの人に会った時、
「心に濁りがあるな、
駆け引きの心があるな、
そして悪意に物事を受け取る人」
と彼女の心に色が沢山ついていると思いました。

それをどうやって
伝えようかと思った時に、
受身の人ならば
伝えやすいかもしれないけれど、
この人は受身ではなく、
強く自分を表現する人だから
伝えにくいなと思っていました。

しかし、ここ何日か
急に話し方が変わってきました。
様子が違ってきたなと思っていました。
昨日、ケアスタート1ヶ月の面接をしました。
その時に、「この人はものが見えてきたな。
今まで自分に訪れてきた行き詰まりの原因が、
自分の中にあるということに
気づいてきたな」と感じました。

人は、問題事の種が自分の中にある
ということに気づくと、
自分の内を見ることが出来てきます。
その時に初めて、
自分自身を改めていく歩みが
出来るようになります。
自分の内に種がある
ということに気づいていないと、
外を見て外に原因を求め、
自分の内を改めることをしません。

「病気」は「気が病む」と書き、
外ではなく自分の内に問題があるのです。
自分の心に歪みがあったり、
色がついている状態が、
「病気」という状態です。
だから、自分の内を見て、
自分の中にある色や癖を取っていくことによって、
この世界の仕組みが正しく見えてくるのです。

そうすると、人は
自分自身のことも他人のことも
正しく捉えることが出来るようになります。
正しく捉えないと、
いくらものを考えても
それは違う方向に向かってしまいます。
幸せになろうと思っても、
心が歪んでいたら、
自分を苦痛にする方が幸せだ
と思って進んでしまいます。
これは当たり前のことなんですが、
人はそこに陥り自分を混乱させてしまいます。

どんなものも「幸せになりたい」と
思うことから始まっているのに、
自分の眼や姿勢、
自分の中にある歪みが
自分を混乱の方に導いてしまいがちになります。

みずほちゃんがさっき言っていた、
「私って分裂病だったんだ、
心が分裂していたんだ」ということは、
正しくものを見る自分と
歪んで見る自分とが二人いて、
分裂していたということです。
素直に正直にものを見ていくと、
一つになれます。
そして健康な状態になっていきます。
だから、良いことに気がついたなと思いました。

でもこれは、
1ヶ月間の期間があったから
そうなったのではありません。
1ヶ月かからなくても、
気づけば3日でも、1日でも、
その話を聞いて「そうですね」と
気づけば1時間でも、1分でも、
あっという間に健康になれます。

ただ、今までの歩みや
心の癖が沢山あれば、
多少時間はかかるかもしれません。
しかし、どんな人でも
気づけばたちどころに健康になります。

このことを忘れず、
幸せも不幸も発信源は
全て自分の中にあることに気づけば、
真っ直ぐ正直に生きていくことが出来ます。
そして歪んだ自分が出てきた時には、
自分で「素直に素直に」と
その自分に対して言葉をかけて歩んでいけば、
今までと違う良い人生が訪れます。

ここは「世のため人のため」にあるところですから、
ここで学んだ人はまずは自分のために、
健康に生きていってもらいたいと思います。
そして、健康になったら、
自分の健康を世の中に広める、
つまり、世の中のために生きてもらいたいと思います。

いつも卒業ということになると、
「おめでとう」というよりも、
「卒業してくれてありがとう」という想いでいます。
これをみずほちゃんにも伝えたかった。
そして、そういうふうに生きてほしいと思っています。
人が幸せに生きることは、
その人の喜びであるかもしれませんが、
その前に僕自身の喜びであるということです。
卒業ありがとう、そしておめでとう!

(ここで、卒業コンサートでは
毎回卒業者に贈られる、
♪とびきりの花が歌われました。)

♪とびきりの花♪
一緒に大地の上で 空を見上げていようよ
一緒に大地の上で 夢を描こうよ
一度きりの人生だもの とびきりの花を咲かそうよ
何べん生まれ変わっても この人生は一度きり

あなたに会えて良かったよ この広い空の下で
生まれてきて良かったよ この青い星の上に

一緒に大地の上で 空を見上げていようよ
一緒に大地の上で 夢を描こうよ
みんなの心の中にある 大きな夢を描こうよ
決して消えることのない 極彩色の夢を

あなただけの大きな花が 大地の上に開いたならば
この星はどんなにか 美しくなるだろう 
美しくなるだろう 美しくなるだろう 美しくなるだろう

いさどん:
今、気がついたことがあります。
ここにケアで訪れる人は、
問題があったからこそ来るわけです。
問題事があると、人は喜べません。
しかし、こうやって
自分が問題事の奥にある種を知って
卒業するということは、
ひょっとして問題事がなく生きている人よりも、
大切なことに気づけるチャンスが
与えられたのではないでしょうか。

だから、問題事があることは
良くないことだと皆さん思うかもしれませんが、
実は問題事があることによって、
この世界の本当のことに
目覚めることが出来るのです。
問題事があることによって
本当の生き方が出来るのならば、
問題事はありがたいものです。

病気になるのは辛いことですが、
その病気の奥にある
病気を与えたものの心に
私たちが気づいたならば、
この世界は本当に素晴らしい世界です。
この世界を美しくしていくために、
この世界は問題事をつくっているんだなということに
♪とびきりの花を聞いて思いました。

さっきの鞍馬寺の祈りの詩も、
とびきりの花も、
本当に真実を表わしていて
素晴らしいなと思いました。

「嫌だ嫌だ」と思っていた問題事が、
自分を救ってくれる。
そのことによって、
問題事のない人よりも幸せになっていく。
このカラクリを私たちは
もっと知るべきだと思います。
そういうふうに皆が気づいて
生きていけたらと思っています。


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